小浜市議会 > 2010-02-26 >
02月26日-01号

  • "農林水産業施設災害復旧費"(/)
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  1. 小浜市議会 2010-02-26
    02月26日-01号


    取得元: 小浜市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-08
    平成22年  3月 定例会(第1回)      平成22年2月26日小浜市議会定例会会議録(その1)●出席議員(18名)   1番  佐久間 博君   2番  松崎圭一郎君   3番  能登恵子君    4番  下中雅之君   5番  垣本正直君    6番  藤田善平君   7番  上野精一君    8番  風呂繁昭君   9番  三木 尚君    10番  宮崎治宇蔵君   11番  井上万治郎君   12番  富永芳夫君   13番  清水正信君    14番  池尾正彦君   15番  小堂清之君    16番  山本益弘君   17番  石野 保君    18番  山崎勝義君●欠席議員(なし)●地方自治法第121条の規定による議場出席者職氏名       市長          松崎晃治君       副市長         山夲龍市君       総務部長        田井克己君       総務部部次長      池上秀樹君       総務部部次長      栗原 茂君       総務部生活安全課長   岡田昌樹君       企画部長        富田 実君       企画部部次長      吉岡澄生君       企画部財政課長     藤本周次君       企画部企画課長     西尾清順君       企画部情報課長     芝田明和君       民生部長        塩野喜一郎君       民生部部次長      竹村次夫君       民生部部次長      山本 博君       産業部長        大江正男君       産業部部次長      井上 崇君       産業部部次長      中村 勉君       産業部部次長      清水省悟君       産業部商工振興課長   坪内定和君       教育委員会教育長    森下 博君       教育部長        藤澤 徹君       教育部部次長      重田治樹君       教育部部次長      柴田長成君●議会事務局長および書記       議会事務局長      服部由幸       次長          大野木 徹       書記          佐藤善一●議事日程  平成22年2月26日 午前10時開議 日程第1       会期決定 日程第2 議案第1号 平成21年度小浜市一般会計補正予算(第8号)      議案第2号 平成21年度小浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)      議案第3号 平成21年度小浜市老人医療特別会計補正予算(第2号)      議案第4号 平成21年度小浜市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)      議案第5号 平成21年度小浜市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)      議案第6号 平成21年度小浜市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)      議案第7号 平成21年度小浜市下水道事業特別会計補正予算(第3号)      議案第8号 平成21年度小浜市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)      議案第9号 平成21年度小浜市漁業集落環境整備事業特別会計補正予算(第3号)      議案第10号 平成21年度小浜市駐車場事業特別会計補正予算(第3号)      議案第11号 平成21年度小浜市加斗財産区運営事業特別会計補正予算(第1号)      議案第12号 平成21年度小浜市水道事業特別会計補正予算(第3号)      議案第13号 小浜市環境施設整備基金条例の一部改正について      議案第14号 小浜市教育施設整備基金条例の一部改正について      議案第15号 小浜市活性化基金条例の一部改正について 日程第3 議案第16号 平成22年度小浜市一般会計予算      議案第17号 平成22年度小浜市国民健康保険事業特別会計予算      議案第18号 平成22年度小浜市老人医療特別会計予算      議案第19号 平成22年度小浜市後期高齢者医療特別会計予算      議案第20号 平成22年度小浜市介護保険事業特別会計予算      議案第21号 平成22年度小浜市簡易水道事業特別会計予算      議案第22号 平成22年度小浜市下水道事業特別会計予算      議案第23号 平成22年度小浜市農業集落排水事業特別会計予算      議案第24号 平成22年度小浜市漁業集落環境整備事業特別会計予算      議案第25号 平成22年度小浜市駐車場事業特別会計予算      議案第26号 平成22年度小浜市加斗財産区運営事業特別会計予算      議案第27号 平成22年度小浜市水道事業会計予算      議案第28号 小浜市廃棄物の処理および清掃に関する条例の一部改正について      議案第29号 農村地域工業等導入地区における市税の特例に関する条例の廃止について      議案第30号 小浜市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について      議案第31号 小浜市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について      議案第32号 小浜市営国民宿舎の設置に関する条例の廃止について      議案第33号 小浜市景観条例の全部改正について      議案第34号 小浜市簡易水道設置条例の一部改正について      議案第35号 小浜市農業集落排水処理施設の設置および管理に関する条例の一部改正について      議案第36号 小浜市子育て支援センター設置および管理に関する条例の一部改正について      議案第37号 字の区域の変更について      議案第38号 高速自動車国道近畿自動車道敦賀線市道岡津山手2号線との同時施行による小浜西インターチェンジに関する変更細目協定(土木工事)の締結について      議案第39号 小浜市保育所設置および管理に関する条例の一部改正について 日程第4       陳情                           午前10時07分開会 △開会・開議 ○議長(清水正信君) これより平成22年第1回小浜市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 △諸般の報告 ○議長(清水正信君) 諸般の報告をいたさせます。 ◎議会事務局長(服部由幸君) 報告いたします。 平成21年12月22日、広報委員会が開催されました。 12月24日、全国市議会議員共済会議員年金対策会議が東京で開催され、議長が出席いたしました。 同日、公立小浜病院組合議会が開催されました。 12月25日、嶺南広域行政組合議会が開催されました。 12月26日、福井県市議会議長会民主党福井地域戦略局へ要望活動を行い、議長が出席いたしました。 12月28日、平成21年度11月分の例月出納検査結果報告書を受理いたしました。 平成22年1月6日、若狭交通安全祈願式が開催され、議長が出席いたしました。 1月10日、平成22年成人式が開催され、各議員が出席いたしました。 1月12日、広報委員会が開催されました。 1月15日、全員協議会が開催されました。 同日、福井県原子力環境安全管理協議会が敦賀市で開催され、議長が出席いたしました。 同日、広報委員会が開催されました。 1月20日、全国市議会議員共済会議員年金対策会議が東京で開催され、議長が出席いたしました。 同日、若狭霊場供養法要が行われ、議長ならびに関係議員が出席いたしました。 1月23日、文化財防火訓練が行われ、議長ならびに関係議員が出席いたしました。 1月25日から26日にかけ議会運営委員会が東京ならびに埼玉県鶴ヶ島市を視察研修いたしました。 1月26日、平成21年度12月分の例月出納検査結果報告書を受理いたしました。 1月27日から28日にかけ嶺南広域行政組合議会が香川県高松市を視察いたしました。 2月4日、議会運営委員会が開催されました。 2月8日、全国市議会議員共済会理事会ならびに代議員会が東京で開催され、議長が出席いたしました。 2月15日、小浜市・若狭町・高島市総合振興協議会が若狭町で開催され、関係議員が出席いたしました。 2月16日、福井県市議会議長会定期総会が鯖江市で開催され、正副議長が出席いたしました。 同日、原子力発電小浜環境安全対策協議会常任委員会ならびに総会が開催され、関係議員が出席いたしました。 2月17日、小浜市土地開発公社理事会が開催され、議長ならびに関係議員が出席いたしました。 2月18日、広域行政圏市議会協議会総会が東京で開催され、議長が出席いたしました。 2月19日、全国市議会議長会建設運輸委員会が東京で開催され、議長が出席いたしました。 同日、議会運営委員会が開催されました。 2月22日、全員協議会が開催されました。 2月24日、小浜市体育振興会理事会が開催され、議長ならびに関係議員が出席いたしました。 2月25日、公立小浜病院組合議会が開催されました。 同日、若狭消防組合議会が開催されました。 ただいまの出席議員は18名であります。 地方自治法第121条の規定による本日の議場出席者は、松崎市長ほか22名であります。 以上報告いたします。 △会議録署名議員の指名 ○議長(清水正信君) 本日の会議録署名議員は、小浜市議会会議規則第79条の規定により、議長において9番三木尚君、18番山崎勝義君を指名いたします。 本日の日程は配付いたしました印刷物のとおりであります。 △会期決定 ○議長(清水正信君) 日程第1 会期決定を議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、議会運営委員会委員長より申し出のとおり、本日より3月23日までの26日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     (異議なし) ○議長(清水正信君) ご異議なしと認めます。 よって、会期は本日より3月23日までの26日間と決定いたしました。 △所信表明 ○議長(清水正信君) ここで市長より発言を求められておりますので、これを許可いたします。 市長、松崎晃治君。 ◎市長(松崎晃治君) ただいまは伝達表彰が行われました清水正信議長様、それから池尾正彦議員、小堂清之議員富永芳夫議員には、福井県市議会議長会から勤続10年以上の表彰がございまして、心からお祝い申し上げる次第でございます。また、今後のさらなるご活躍をお祈りする次第でございます。おめでとうございました。 それでは3月定例市議会の開会に当たりまして、その所信の一端を申し述べます。 昨年は、国内では政権交代、国外ではオバマ大統領による、それぞれ新しい変化がもたらされた年でありましたが、最近の経済雇用情勢については、日本経済がデフレの状態にあると表明されるなど、相変わらず景気の先行きは不透明であります。本市においても例外ではなく、厳しい経済状況と財政運営が続くものと思われます。このような中、本年度においては、国の経済対策予算を活用し、雇用対策、健康長寿、子育て対策鳥獣害対策、学校の耐震化等に積極的に取り組みました。 また、国の2次補正予算--地域活性化きめ細かな臨時交付金事業を活用し、道路や橋梁の補修、森林の路網整備、公共施設の修繕を3月補正予算として上程させていただいているところであります。今後とも経済雇用情勢を注視し、経済の下支えに必要なものや将来の成長力を高める事業に取り組み、民需の自律的回復の促進に努めてまいります。 さて、平成22年度は、「心やすらぐ美食の郷 御食国若狭おばま」を将来像に掲げて取り組んでまいりました第4次総合計画の締めくくりの年度であり、また、平成23年度からスタートする第5次総合計画策定の年度でもあります。また、平成23年に市政60周年を迎える前年でもあり、これまで取り組んでまいりました諸施策の検証を行い、新たなまちづくりのための基礎固めの年と位置づけ、私自身2度目となる当初予算を編成させていただきました。 それではまず、平成22年度当初予算について申し上げます。一般会計では、総額137億5,300万円、対前年度比0.6%減の予算を編成いたしました。本市の財政状況については、全世界的な経済の悪化に伴う個人・法人市民税の落ち込みにより、一般財源収入の減少が見込まれ、歳出面では、平成23年度に償還ピークを迎える公債費の増嵩などにより、極めて厳しい状況が予測されます。しかしながら、こうした中にあっても多様に刻々と変化する住民要望に応え、限られた財源の中で行政サービスの維持、向上に努めていく必要があります。このため、財政の健全化に向け、事務事業評価により、徹底した事務事業改善を行い、時代に合った事業内容の再構築を図りました。 また、人件費の抑制、起債発行の抑制に努め、地方債残高を逓減させていき、将来の負担を軽減させてまいります。このように持続可能な財政運営を念頭に置きながら、平成22年度の当初予算を編成いたしました。特に、財政調整基金を取り崩すことなく当初予算を編成できたことは、行財政改革断行の一環として大きな前進であると考えております。このように財政再建に積極的に取り組む一方、チェンジ小浜・次世代に向けをキャッチフレーズにマニフェストに基づき、将来を見据えたまちづくりを進めるため、予算特別枠を設け、真に必要なものについては、新規のソフト事業を中心に、きめ細かな予算づけを行ったところであります。今日の地方自治体は、新政権発足とともに、これまで以上にみずから主体的に考え、決断し、行動する地方主権の発想が求められており、市民協働のまちづくりや地域個性の形成が重要となってきております。今後とも各施策の具体的な展開に向け、私自身が先頭に立って、一層のリーダーシップを発揮し、責任ある市政の推進に全力で取り組む決意であります。それでは、マニフェストに沿って具体的に述べさせていただきます。 まず、第1の柱「行財政改革の断行」による安定した行財政基盤の確立についてでありますが、第4次行政改革大綱集中改革プランに基づき、引き続き行政のスリム化と支出ダイエットに取り組んでまいります。小さな行政への転換を目指し、民間委託および施設の統廃合や指定管理者制度の導入を順次進めてまいります。財源確保の面では、市税等の特別徴収の実施、市営住宅において、特に悪質な滞納者に対する住宅の明け渡しや滞納家賃等支払い請求の訴えを提起するなど、公平かつ公正な徴収に努めるとともに、公有地の未利用地を積極的に処分し、自主財源の確保に努めてまいります。特に自主財源を確保するためには、市税の収納向上対策は非常に重要であり、平成21年度県の地方税滞納整理機構に職員1名を派遣し、64件税額約4,000万円を委託し、現在約2,400万円を徴収いたしました。また、職員による特別徴収を、今年度は課長補佐以上の職員により、600件滞納額約5,500万円について昨年12月から取り組んでいます。現在約30%が完納されたところであり、引き続き3月末まで鋭意取り組んでまいります。職員の定数見直しについては、310人の目標に向け、削減に取り組んでいるところであります。この第4次行政改革大綱は、新年度が最終年度となるため、第5次総合計画に合わせて新たな計画を策定し、後世につけを残さない健全な財政運営を目指すとともに、対応すべき課題をきちんと認識し、行財政改革を断行してまいります。 次に、保育園の統廃合民営化については、民間活力導入の第1号として、今富第1・第2保育園を統廃合し、新保育園として今富そらのとり保育園が社会福祉法人聖ルカ乳児保育園により建設され、来る3月19日に竣工式が、4月1日には開園式が予定されています。今富そらのとり保育園に続いて小浜第1・第2保育園の統廃合と内外海児童センター田烏保育園の統廃合を計画しております。小浜第1・第2保育園の統廃合は、小浜幼稚園と連携し、より充実した幼児教育と子育て支援機能を生かした、認定こども園の設立を計画しております。現在ワーキングチームを立ち上げ、具体的な内容の検討を進めているところであり、保育園の保護者の方々を対象にした説明会も開催したところです。さらに、内外海児童センター田烏保育園の統廃合については、昨年秋に、田烏保育園の保護者を初めとする地元の関係者に2回目の説明会を行い、子どもたちの保育環境を地区の皆様と協議させていただいているところです。今後とも引き続き統廃合に向けてご理解をいただけるよう努めてまいります。また、平成21年度をもって小浜市立保育園統廃合および民営化計画の前期計画が終了することから、新年度には、新たな計画を策定したいと考えております。 次に、第二の柱「市民の参加協働型市政」の推進ですが、平成23年度を初年度とする第5次小浜市総合計画の策定については、去る2月18日に小浜市総合計画審議会委員17名の皆様方を委嘱させていただき、総合計画の取りまとめに本格的に取り組んでおります。この総合計画は、市、市民、事業者が協働して進めるまちづくりの指針となるものであり、小浜市の将来像を描くものです。新年度は、本計画の素案を秋までに策定し、パブリックコメント等を実施し、市民の皆様の意見をお聞きした後、12月議会で基本構想の議決をいただけるよう進めてまいりたいと考えております。 次に、平成23年には市制60周年を迎えますが、その前年として広く市民への周知を図るための事業を予定しております。このため、市政60周年前年祭開催事業を実施し、第5次総合計画の公開説明会--パブリックコメント・ビューイングの開催や市から発送する郵便物に市制60周年を迎えることを周知するシールを張るなど、機運の盛り上げを図りたいと考えております。なお、平成23年度に実施する記念事業については、市民を含めた市制60周年記念事業実行委員会を設け検討することとしております。 次に、第三の柱「若狭広域連携による地域経済の活性化」ですが、まず琵琶湖若狭湾快速鉄道については、地域住民百年来の悲願であり、滋賀県湖西地域を初め、関西圏との交流をさらに深め、観光振興や生活圏の拡大など、本市はもとより、嶺南地域一帯の振興を図るため、ぜひ実現しなければならない重要な事業であります。今後も関係地域が連携し、さらなる機運の醸成を図りながら、早期実現に向け、国県等関係機関に粘り強く働きかけてまいります。さらに、JR小浜線は、沿岸地域を東西に走る唯一の鉄道として地域住民の足を支える極めて重要な公共交通機関であります。今後とも嶺南地域が一体となった利用促進運動やJRへの要望活動など小浜線の活性化に努めてまいります。 次に、舞鶴若狭自動車道についてですが、小浜西インターチェンジから小浜インターチェンジ間は、平成23年夏の供用開始に向け、順調に工事が進められています。昨年11月には同インター近くにわかさ国府の郷 四季菜館をオープンし、引き続いて、新年度には物販施設と観光案内機能をあわせ持った道の駅を県と協力して整備する予定です。現在施設内容について整備検討委員会で検討を重ねており、まちづくりの拠点の1つとして活用したいと考えています。また、小浜インターチェンジ以東については、小浜市域全線で工事に着手しており、平成26年度の供用を目指し、工事が進められております。これからも工事が円滑に進むよう、高速道路株式会社および県と連携を図りながら、事業の推進に当たってまいります。 次に、中心市街地活性化基本計画の策定については、現在人が集い、にぎわうまちづくり、歴史や文化を洗練、継承、発信するまちづくり、住みたくなるまちづくりを目標に掲げ、にぎわい創出や安心、便利で生き生きと暮らせる中心市街地の構築を目指した計画づくりを進めているところであります。また、経済産業省の支援を受け、今年度実施しておりました中心市街地活性化診断・助言事業もこのほど最終報告会を開催したところであります。専門家により本市の中心市街地を取り巻く課題や現状をしっかりと分析していただく中で、今後の取り組みの方向性が見出せたものと考えております。今年度末には計画の骨子をまとめる予定でありますが、民間事業者による具体的な活性化事業積み上げ等について、来年度も引き続き策定委員会において検討していきたいと考えております。 次に、観光局の創設について申し上げます。小浜市として将来において持続できる地域経済の活性化が最優先課題であります。行政と民間、それぞれの利点を生かした取り組みにより、現在の状況を改善するため、観光を軸としたまちづくりを推進する組織として、観光局を創設したいと考えております。現在、創設準備委員会組織体制等の最終的な検討に入っており、早期の創設を目指してまいります。また、本年6月から実施予定の高速道路無料化社会実験路線舞鶴若狭自動車道吉川ジャンクションから小浜西インター間が対象となりました。本市にとって大きな追い風ととらえ、観光客誘致の方策を積極的に探ってまいりたいと考えております。 次に、つばき回廊商業棟の解体工事は、現在、最終工程であります地下部分の埋め戻し工事を進めております。騒音や振動、また大型トラックの通行など、工事期間中は市民の皆様にご迷惑をおかけしており、今後ともご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。また、解体工事費の捻出に当たり、業務棟の1・2階および4階から6階の市立図書館を小浜信用金庫に売却する方針でございましたが、昨年の市立図書館あり方検討委員会のご提言や連合婦人会小浜商店街連盟等、多数の団体からの陳情を市民の皆様の声として重く受けとめさせていただき、市立図書館の売却方針を変更させていただきました。この方針変更により歳入に不足が生じることから、今議会に歳入補正予算を上程させていただいたところであります。 次に、生涯食育の推進については、平成19年度に策定した小浜市食育計画に基づき、さまざまな食育事業に取り組んでまいりました。新年度は、計画の最終年度となるため、11項目の数値目標の達成度を検証し、計画の見直しを進めていくとともに、第5次総合計画にも反映させていきたいと考えています。 次に、本市の基幹産業である農林水産業の基盤強化について申し上げます。まず、近年被害が急増している鳥獣被害への対策については、恒久金網さく電気さく等の防護さくおよび緩衝帯の設置による侵入防止対策を図るとともに、猟友会と連携した捕獲およびアライグマ、ハクビシンなどの中獣類の捕獲業務の委託などの対策費を、平成21年度は約8,600万円と大幅に拡充したところですが、新年度はさらに1億4,800万円余りを計上し、強力に推進してまいります。また、その防止対策の効果をより一層高めるためには、集落全体で餌づけを防ぐ追い払い活動を行うなど、集落の主体的な取り組みが重要であることから、地域ぐるみでの鳥獣害対策への取り組みを一層推進してまいります。さらに有害駆除したシカ、イノシシ肉料理メニューの開発や普及活動により、シカ肉等の有効利用も図ってまいります。農業振興については、国の農政が大転換しているところでありますが、本年度から新たに導入される戸別所得保障モデル対策に対応して、農家所得の着実な確保を図るとともに、昨年12月から施行された改正農地法等の趣旨を踏まえ、遊休農地の解消等を図ることによる農地の有効利用や優良農地の確保に努めてまいります。また、単なる生産だけではなく、加工、販売、体験などと結びつけた、いわゆる6次産業化を図るため、農業者が民間企業や地元の高校等と連携し、地域の農産物を活用して行う新商品の開発や新たなアグリビジネスの立ち上げを推進するとともに、市民農園の開設を支援することで、農業体験交流を促進し、消費者も参加する農業を支援いたします。林業振興については、森林が有する貴重な水源の涵養機能を初め、災害や地球温暖化の防止、生物多様性の保全など、多面的機能が十分発揮されるよう昨年12月に合併したれいなん森林組合とともに間伐を中心とした森林の適切な管理を図ることとあわせて、林業生産性の向上のため、林道、作業道等の整備を実施、支援してまいります。水産業振興については、地域の水産業を活性化していくために県立大学と連携し、サワラの幼魚など低利用魚類を活用した醤油干し等の新製品開発を引き続き推進するとともに、小浜水産高校や小浜市漁協による未利用水産資源等を活用した新しいビジネスにつながる研究開発を支援します。 次に、雇用問題についてですが、1月末のハローワーク小浜管内の有効求人倍率は、1.26倍であり、他地域に比べ高い水準ではありますが、雇用状況はまだまだ厳しい状況にあると認識いたしております。本年1月に開催された合同企業説明会--「ふるさと就職フェアーin若狭」では、平成23年3月卒業予定の大学生等の参加者が昨年に比べ約3割増加するなど、新卒者を取り巻く就職状況は、非常に厳しい状況となっております。本市では、緊急雇用対策事業といたしまして、平成21年度に引き続き新年度においても、ふるさと雇用再生特別交付金事業として5事業約3,600万円、緊急雇用創出事業として15事業約1億2,500万円を予定しており、今後とも失業者、中高齢者等の雇用の創出を図ってまいりたいと考えております。 次に、ポリテクセンター小浜分所についてですが、昨年4月に独立行政法人雇用・能力開発機構から平成21年度末をもって廃止したい旨の申し入れがあり、市におきましては、県ならびに近隣町とも連携しながら、存続に向けた要望等を行ってまいりました。しかしながら、廃止決定を覆すまでには至らず、本意ではないものの、受け入れざるを得ないという結論に達したところであります。なお、現在小浜分所で実施されておりますOAシステム科の訓練につきましては、機構においてその機能を残していただくことになっており、市民や求職者への影響は出ないものと考えています。 次に、第四の柱「悠悠いきいきシティ小浜」について申し上げます。まず、小浜西組重要伝統的建造物群保存地区の整備については、平成21年度から国・県の補助事業を受け、3棟の伝統的建造物の修理を行ってきましたが、新年度は5棟の修理を行うとともに、市単独の補助事業も従来どおり継続し、地域全体の修景整備に努めてまいります。また、新たに小浜ウエスト物語開催事業と銘打ち、伝統的な建物を利用した「まちなかギャラリー」や「まちなかコンサート」を開催いたします。市民の皆様や観光客の方々に歩き見て学び楽しんでいただける散策メニューを提供することにより、重伝建地区の歴史・自然・風習・文化等に対する理解を深めていただきたいと思っています。 次に、少子化対策については、今回見直しを行った後期小浜市次世代育成支援行動計画にも事業目標として掲げておりますが、育児の悩みや不安を抱える子育て世代のために今富第1保育園を活用して、本年4月から子育て支援の総合的な施設として小浜市子育て支援センターを設置します。子育て支援センターが独立することにより、今まで以上に子育て相談の充実や利用者同士の交流が広げられ、地域の子育て機能の向上に貢献できるものと考えております。次に、発達障害者への支援事業についてですが、特別支援を必要とする幼児、児童等が地域の一員として生き生きと暮らせるように、発達障害者支援計画を策定し、ライフステージに合わせた一貫性のある支援に努めてまいります。また、個別の相談支援や療育の充実のために保育カウンセラーを配置いたします。さらに県と連携を図りながら、小児療育体制の充実にも取り組んでまいります。 次に、健康対策については、元気で長生き推進チームを昨年4月に庁内に設置し、市民の健康づくりを支援する施策の企画立案に取り組んでまいりました。新年度においては、健康づくりに関する講師の派遣やボランティアの育成支援、血圧計や体脂肪計の地区への配置に取り組むとともに、高齢者等が利用しやすくなるように地域の集会施設へのトイレの洋式化工事に対する助成を行い、市民の自主的な健康づくりや介護予防活動に対する支援を強化してまいります。また、病はまず予防が大切であり、次に早期発見と早期治療が重要であります。がん検診や人間ドックの受診勧奨を積極的に行い、自分の健康は自分でつくるという意識を高めていきたいと考えています。さらに、近年は、健康に対する関心が非常に高まっており、ウオーキングやジョギングなどスポーツに親しむ方がふえてきております。本年30回の記念大会を迎える若狭マラソン大会に気軽に参加できる健康ウォーキングコースを新設するほか、ゲストランナーによるランニング教室などを予定しており、より多くの市民の方に参加していただける大会にしたいと考えています。 次に、杉田玄白記念公立小浜病院の整備についてでございますが、第3期工事として診療棟の増築、患者用駐車場の整備等の工事に順次着手してまいります。なお、医師不足については、この問題が病院経営と病院機能を大きく揺るがすことにもなりかねません。医師の確保については、新年度は小浜病院での研修医の受け入れが2人から4人に増員されることが決まっております。2年間の臨床研修終了後もそのまま小浜病院に残っていただけるよう、病院サイドとともに努力を重ねるとともに、医師の確保について、引き続き国や県への要請活動等に取り組んでまいります。 次に、学校教育についてですが、小浜市の教員の指導力の向上を通して市内児童生徒の学力のレベルアップを図りたいと考えております。具体的には、研究校として、平成22年度は雲浜小学校、平成22、23年度は今富小学校を指定し、授業力アップに取り組んでまいります。さらに、これからの小浜市における教育の方向性を考える小学校の再編についてでありますが、昨年の12月から松永、国富、遠敷、宮川の東部4地区の役員の方々と学校の教員を対象に説明会を開催し、年明けからは、東部4地区以外の地区で順次説明会を開催しているところであります。地区役員の方々への説明が終了した段階で、引き続き地区住民の方々を対象に説明会の開催を予定していますが、学校再編については、市が一方的に決定し、押しつけていくものではないと考えております。この説明会を契機に、住民の皆様に統合問題について関心を持っていただき、地区内で検討していただく中で、将来あるべき学校像の方向性を決定していきたいと考えております。 次に、これからの公民館活動についてですが、公民館は地域コミュニティーの中核となり、地域活性化を図っていくことが重要と考えますので、モデルとなる公民館で地域づくり、人づくりに取り組んでまいります。 次に、安全安心のまちづくりについてですが、全国的に若者や高齢者をねらった悪質商法や振り込め詐欺が横行しております。このような現状を踏まえ、消費生活相談員の増員等を図るとともに、関係機関と連携し、被害の拡散防止に努めております。また、交通安全については、交通事故は減少傾向にありますが、高齢者が加害者となる交通事故が増加傾向にあり、高齢者の交通安全対策が課題となっています。高齢者の運転免許の自主返納の支援や交通安全教室の充実などにより、高齢者の事故を減少させてまいりたいと考えています。さらに、防災対策についてですが、近年、自然災害が多発する中、市民の生命と財産を守るためには、日ごろからの災害に対する備えが必要であります。このため市では、自主防災組織に防災用資機材を配備したほか、全地区に土のうピットを設置したところであります。今後も引き続き市の防災体制整備を着実に進めるとともに、自主防災組織の拡大とその育成ならびに地域住民と協力した自助・共助・公助それぞれの役割と連携を図った防災力の向上に努めてまいります。なお、小中学校の耐震補強工事については、国の経済対策を有効に活用して、前倒しして取り組んできたところであります。この3月補正予算で西津、田烏、今富小学校の体育館の耐震補強工事を実施することにより、小浜市小中学校施設耐震化推進計画の平成23年度実施分が1年早く本年の夏休みを目途に完了することになります。新年度以降、国の基準がどのような取り扱いになるのか不透明なところもありますが、耐震化推進計画により、今後も耐震補強工事に取り組んでまいります。また、保育園の耐震化工事は、木造建築の保育園のうち、大きな地震の際に倒壊の恐れがある加斗保育園、松永保育園、宮川保育園、そして母と子の家、中名田児童館について実施をいたします。 次に、男女共同参画の推進についてですが、平成11年に男女共同参画社会基本法が制定されてから10年が経過し、男女共同参画の推進は、地域課題の解決に向けた実践的な取り組みを中心とする第2ステージに移行しつつあります。国においては、平成22年度に第3次男女共同参画基本計画の策定が予定されており、本市においても小浜市男女共同参画基本計画の見直しを行うこととしております。その準備作業として事業所および市民アンケートを実施し、現在分析を進めているところであり、アンケートの結果を踏まえ、社会情勢の変化や課題に対応した計画となるよう検討を進めてまいります。 次に、市民の住環境の整備についてですが、市営住宅山手団地の平成21年度建設分の24戸については、本年6月から入居を開始し、新年度建設予定の3棟24戸についても高齢者に配慮した住宅の提供を進めていきたいと考えております。また、公共下水道事業については、昭和58年の事業開始以来27年目を迎え、汚水管の整備工事は遠敷地区や今富地区の一部を残すだけとなり、平成22年度にはほぼ終了する予定です。今後は、現在見直しを行っている整備計画に基づき、汚水量の増加に対応するために浄化センターや中継ポンプ場の能力アップを図るとともに、雨水排除のための排水路工事に引き続いて取り組んでまいります。 次に、環境への取り組みについてですが、地球温暖化問題への関心が高まっている中、鳩山首相は、昨年の国連気候変動首脳会合において主要国の参加、合意を前提に日本の温室効果ガスを西暦1990年と比較して2020年までに25%削減することを表明いたしました。本市においては、小浜市地球温暖化対策実行計画に基づき、平成19年度から環境省が策定したエコアクション21に取り組み、温室効果ガスの削減に努めております。また、平成21年度からは、住宅用太陽光発電の設置に対して、その設置費用の一部を助成しております。今後もこれらの政策を積極的に推進し、市民の皆様とともに地球温暖化の防止に努めてまいります。循環型社会の推進につきましては、平成20年10月に燃やすごみの指定袋を導入して、ごみの減量化に大きな成果を上げております。さらに、新年度からはより一層のごみ減量化と環境意識の高揚を目指し、市民団体、事業者、行政の連携協力により、市内のスーパー、ドラッグストア等においてレジ袋の無料配布中止に取り組み、マイバッグ持参運動を推進していきたいと考えております。 次に、地上デジタル化放送についてですが、平成23年7月にアナログ放送が終了し、デジタル放送へ完全移行となります。そのため、市では、株式会社ケーブルテレビ若狭小浜と連携のもと、市内の情報格差解消とともに、施設設備の広帯域化、双方向化を目指し、光ファイバー整備事業に取り組んでまいりました。これにより市内全域において高速インターネットサービスを提供できることができるとともに、高画質の番組提供や災害時の迅速な情報提供など、デジタル時代に向けた環境整備が図られることになります。 次に、ことしは5年に1度の国勢調査が実施される年であります。国勢調査の結果は、今後の本市の政策推進や財政運営にとって極めて重要なデータとなります。調査員の皆様初め、市民の皆様のご協力をお願いいたします。 最後に、平和への思い、活動への取り組みについてですが、このたび核兵器廃絶等を目的として世界的に連携し、活動している広島市長を会長とした平和市長会議に、本市を含め嶺南各市町がその趣旨に賛同し、一斉に加盟させていただきました。今後、原子力の平和利用への取り組みが進むことにも期待を寄せるものであります。さらに、特定失踪者問題についてでありますが、昨年6月に県内特定失踪者3家族により、嶺南地区特定失踪者家族会が結成され、家族の立場で真相究明活動を進めておられます。これからもこうした団体とも連携を図り、早期に特定失踪者問題が解決されるよう運動を展開してまいりたいと考えております。 以上、申し述べてまいりましたが、経済の状況を初め、さまざまな意味において大変厳しい時代となっております。このようなときこそ、私たちは、その持てる力を結集して、勇気と情熱を持って乗りきっていかなければなりません。今後とも「地域力集結プロジェクト」小浜の改新に向けた諸施策を私自身が先頭に立ち、市民の皆様とともに全力で推進してまいる所存であります。 議員各位ならびに市民の皆様のご理解とご協力を重ねてお願い申し上げ、所信表明といたします。 △議案第1号から議案第15号まで ○議長(清水正信君) 日程第2 議案第1号平成21年度小浜市一般会計補正予算(第8号)より議案第15号小浜市活性化基金条例の一部改正についてまでを一括議題といたします。 △提案理由の説明 ○議長(清水正信君) 提案理由の説明を求めます。 市長、松崎晃治君。 ◎市長(松崎晃治君) それでは、ただいま日程第2をもちまして議題に供していただきました議案第1号から議案第15号までにつきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 まず、議案第1号平成21年度小浜市一般会計補正予算(第8号)でございますが、6億1,593万円を増額し、予算の総額を歳入歳出それぞれ156億7,655万5,000円とさせていただくものです。 歳出補正の主なものとして、地域活性化基金や財政調整基金等への積立金、事業精算に伴う公立小浜病院にかかる負担金、事業進捗を図る小浜西インター整備事業、地域活性化公共投資臨時交付金事業による小浜中学校武道館整備事業、地域活性化きめ細かな臨時交付金事業による市道や橋梁補修費等に追加補正をお願いし、また、歳入補正といたしましては、当初予算に計上していましたつばき回廊業務棟が年度内の売却に至らなかったため減額させていただきます。さらに、年度内執行が困難な事業について繰越明許費をお願いするのでございます。 次に、議案第2号平成21年度小浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)でございますが、高額共同事業医療費拠出金等により2,100万9,000円を減額補正させていただくものです。 次に、議案第3号平成21年度小浜市老人医療特別会計補正予算(第2号)でございますが、老人医療給付費の減額等により436万円を減額補正させていただくものです。 次に、議案第4号平成21年度小浜市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)でございますが、後期高齢者医療広域連合納付金の減額等により746万9,000円を減額補正させていただくものです。 次に、議案第5号平成21年度小浜市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)でございますが、施設介護サービス給付費の減額等により987万1,000円を減額補正させていただくものです。 次に、議案第6号平成21年度小浜市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)でございますが、簡易水道基金積立金の増加等により221万8,000円を追加補正させていただくものです。 次に、議案第7号平成21年度小浜市下水道事業特別会計補正予算(第3号)でございますが、浄化センター管理運営費の減額等により21万7,000円を減額補正させていただくものです。 次に、議案第8号平成21年度小浜市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)でございますが、農業集落排水建設費等により471万8,000円を減額補正させていただくものです。 次に、議案第9号平成21年度小浜市漁業集落環境整備事業特別会計補正予算(第3号)でございますが、漁業集落排水処理施設運営費の減額等により54万8,000円を減額補正させていただくものです。 次に、議案第10号平成21年度小浜市駐車場事業特別会計補正予算(第3号)でございますが、駐車場管理運営費の減額等により137万1,000円を減額補正させていただくものです。 次に、議案第11号平成21年度小浜市加斗財産区運営事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、前年度からの繰越金や利子の確定により4,000円を追加補正させていただくものです。 次に、議案第12号平成21年度小浜市水道事業会計補正予算(第3号)でございますが、収益的収支に係る加入金および資本的収支にかかる建設改良費等について補正させていただくものです。 次に、議案第13号小浜市環境施設整備基金条例の一部改正についてでございますが、清掃センター撤去完了等に伴い、資金の設置目的を見直すため所要の改正をさせていただくものです。 次に、議案第14号小浜市教育施設整備基金条例の一部改正についてでございますが、小学校整備だけでなく、中学校整備も基金の対象といたしたく、所要の改正をさせていただくものです。 次に、議案第15号小浜市活性化基金条例の一部改正についてでございますが、資金の使途を人材育成に限定せず、有効活用を図り、地域の活性化に寄与するため所要の改正をさせていただくものです。 以上がご提案申し上げたい案件の概要でございます。 内容の詳細につきましては、この後担当職員からご説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(清水正信君) 企画部長、富田君。
    ◎企画部長(富田実君) それでは、私の方から平成21年度3月補正予算書に基づきまして、議案第1号平成21年度小浜市一般会計補正予算(第8号)から議案第12号平成21年度小浜市水道事業会計補正予算(第3号)までの予算関係議案につきまして、ご説明をさせていただきます。 1ページをお願いいたします。 まず、第1表歳入歳出の予算補正の歳入でございますが、第1款市税におきましては4,300万円の減でございます。その内訳は、第1項市民税では個人で500万円、法人で4,000万円の、合わせて4,500万円の減額でございます。第2項固定資産税では100万円の追加、第3項軽自動車税におきましても100万円の追加でございます。次に、第8款地方特例交付金でございますが785万1,000円の追加で、その内訳は、第1項地方特例交付金で718万6,000円の追加、第2項特別交付金で66万5,000円の追加でございます。次に、第9款地方交付税、第1項地方交付税では、普通交付税で4億4,316万1,000円の追加でございます。次に、第11款分担金及び負担金、第1項負担金では、主に児童福祉費負担金が主なもので674万7,000円の減額でございます。第12款使用料及び手数料、第1項使用料では住宅使用料が主なもので443万1,000円の減額、第13款国庫支出金で2億247万9,000円の追加で、その内訳でございますが、第1項国庫負担金では、児童福祉負担金が主なもので1972万4,000円の減額、第2項国庫補助金では地域活性化きめ細かな臨時交付金によるものが主なもので、2億2,233万6,000円の追加でございます。第3項委託金は13万3,000円の減額でございます。次に、第14款県支出金では1,740万5,000円の追加で、その内訳でございますが、第1項県負担金では、主に社会福祉費、児童福祉費負担金等で減額の1,529万4,000円でございます。第2項県補助金では保健衛生費補助金が主なもので1,815万8,000円の追加、第5項委託金では、徴税費委託金が主なもので1,454万1,000円の追加でございます。第15款財産収入では2億4,701万1,000円の減額で、その内訳でございますが、第1項財産運用収入では、基金利子が主なもので50万円の追加、第2項財産売払収入では、主につばき回廊業務棟の売却に係るもので年度内の売却に至らなかったことによるものでございます。2億4,751万1,000円の減額でございます。次に、第16款寄附金、第1項寄付金では、ふるさと納税による寄付金が主なもので211万円の追加、第17款繰入金では5,119万8,000円円の減額でございます。その内訳でございますが、第1項特別会計繰入金では主に国民宿舎事業会計の繰入金で6,694万8,000円の追加、第2項基金繰入金では財政調整基金を崩さなかったことによりまして1億1,814万6,000円の減額でございます。第18款繰越金、第1項繰越金では前年度繰越金で2億5,054万1,000円の追加、第19款諸収入では4,747万円の追加で、その内訳でございますが、第3項貸付金元利収入では、農業費貸付金元利収入で850万円の減額、第4項受託事業収入で9万3,000円の追加、第5項雑入では、嶺南鉄道整備促進基金からの返還金が主なもので5,587万7,000円の追加でございます。第20款市債、第1項市債で270万円の減額でございます。 次のページをお願いいたします。 次に、歳出でございます。第2款総務費につきましては、3億4,145万5,000円の追加で、その内訳ですが第1項総務管理費では財政調整基金の積立金および減債基金の積立金が主なもので3億4,387万7,000円の追加、第4項選挙費では、選挙事務経費で185万4,000円の減額、第5項統計調査費では、各種統計調査費で56万8,000円の減額でございます。次に、第3款民生費につきましては、8,403万7,000円の減額でその内訳ですが、第1項社会福祉費では、後期高齢者医療費の療養給付費負担金が主なもので4,159万2,000円の減額、第2項児童福祉費では、子育て応援特別手当支給事業の停止が主なもので4,244万5,000円の減額でございます。第4款衛生費につきましては、8,593万5,000円の追加で、その内訳ですが、第1項保健衛生費では、公立小浜病院組合の分賦金や負担金が主なもので7,854万8,000円の追加、第2項清掃費では環境衛生施設の整備基金への積立金が主なもので738万7,000円の追加でございます。次に、第6款農林水産業費につきましては1,391万8,000円の減額で、その内訳ですが、第1項農業費では、農業経営安定資金貸付金など事業費の精算によるもので、1,576万5,000円の減額、第2項林業費では、きめ細かな臨時交付金による林道改良事業が主なもので510万5,000円の追加、第3項水産業費では、小浜漁港県営事業負担金が主なもので325万8,000円の減額でございます。次に、第7款商工費、第1項商工費では、地域水産物提供施設濱の四季の売上増によるもので4万7,000円の追加、第8款土木費につきましては、1億8,767万8,000円の追加で、その内訳ですが、第2項道路橋梁費では7,856万7,000円の追加で、その内容でございますが、市道11路線を整備いたします道路整備事業や狭隘道路を5メートル以上に拡幅する道路改良事業、老朽化した橋の点検、補修を行う橋梁維持事業が主なもので、いずれもきめ細かな臨時交付金を充当するものでございます。次に、第3項河川費では、県営事業負担金で147万円の追加、第4項都市計画費では、小浜西インター整備事業が主なもので1億3,257万1,000円の追加、第5項住宅費では公営住宅管理経費が主なもので、減額の2,493万円でございます。次に、第9款消防費、第1項消防費につきましては、若狭消防署訓練用地の購入で土地開発基金に編入する経費が主なものでございまして、793万8,000円の追加でございます。次に、第10款教育費につきましては、2億1,401万円の追加で、その内訳でございますが、第1項教育総務費では、事業費の確定等によるもので217万8,000円の減額、第2項小学校費では1億946万3,000円の追加で、その内容でございますが、教育施設整備基金積立金と西津、田烏、今富小学校の各体育館の耐震化につきまして、年度を前倒しする小学校施設耐震化推進事業が主なものでございます。次に、第3項中学校費では9,596万3,000円の追加でございます。その内容でございますが、小浜中学校武道館の建設事業が主なもので、鉄筋コンクリート平屋建て約450平方メートルの柔剣道場の建設を予定いたしております。次に、第4項幼稚園費では、事業の精算等によるもので、190万1,000円の減額、第5項社会教育費では、きめ細かな臨時交付金による公民館施設補修事業等が主なもので、1,651万3,000円の追加、第6項保健体育費では事業の精算等によるもので、385万円の減額でございます。次に、第11款災害復旧費、第1項農林水産業施設災害復旧費につきましては、事業の確定によるもので50万4,000円の減額、第12款公債費、第1項公債費につきましては、市債償還元金が主なもので1億2,267万4,000円の減額でございます。 次のページをお願いいたします。 次は、第2表繰越明許費補正でございます。追加でございまして、第2款総務費、第1項総務管理費、公共施設修繕事業(きめ細かな臨時交付金)から次のページでございますが、第10款教育費、第5項社会教育費、文化会館施設の補修事業(きめ細かな臨時交付金)までの33事業でございます。次に、変更の方では第10款教育費、第2項小学校費の小学校施設耐震化推進事業の1事業でございまして、合わせまして34事業、額にいたしまして7億9,897万9,000円をお願いするものでございます。繰り越しの主な理由でございますが、今議会にお願いしております国の経済対策のきめ細かな臨時交付金による事業が13件、また、国の交付決定の関係で年度内の完成が困難となったものや用地交渉等に不測の日数を要したことによるものでございます。繰り越しいたします事業、金額につきましては、記載のとおりでございますので、割愛させていただきます。なお、本事業の大半が国の経済対策によるものでございました。早期の事業執行に努めてまいりたいと考えております。 次のページをお願いいたします。 次は、第3表でございまして、債務負担行為補正でございますが、変更で農業振興推進事業で変更前51万6,000円を変更後0円とするものでございます。変更の理由でございますが、農業経営基盤強化資金の利用助成補助金が不要になったことによるものでございます。 次のページをお願いいたします。 次に、第4表は地方債補正で、いずれも変更でございます。一番上の農道整備事業から一番下の災害普及事業までの14件でございまして、限度額を合計で補正前12億590万円を、補正後12億320万円に270万円減額するものでございます。事業ごとの変更につきましては、記載のとおりでございますので、省略をさせていただきます。なお、起債の方法、利率、償還の方法につきましては補正前に同じでございます。 次のページをお願いいたします。 次は、議案第2号平成21年度小浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)でございますが、第1条歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ2,100万9,000円を減額し、予算の総額を30億4,359万5,000円とするものでございます。 次のページをお願いいたします。 まず、第1表歳入歳出予算補正の歳入でございます。第1款国民健康保険税、第1項国民健康保険税で1,243万1,000円の減額。第3款国庫支出金につきましては、3,393万円の減額で、その内訳は、国庫負担金では2,205万9,000円の減額、第2項国庫補助金では1,187万1,000円の減額でございます。次に、第4款県支出金につきましては、3,035万円の減額で、その内訳ですが、第1項県負担金では427万8,000円の減額、第2項県補助金で2,607万2,000円の減額でございます。第6款共同事業交付金、第1項共同事業交付金では、主に保険財政共同安定化事業交付金で4,414万6,000円の減額、第7款前期高齢者交付金、第1項前期高齢者交付金では35万9,000円の減額、第8款財産収入、第1項財産運用収入では25万1,000円の追加でございます。次に、第9款繰入金につきましては4,554万円の減額で、その内訳は、他会計からの繰入金、第1項他会計繰入金では1,328万1,000円の減額、第2項基金繰入金では3,225万9,000円の減額でございます。第10款繰越金、第1項繰越金では、前年度繰越金で1億2,277万9,000円の追加、第11款諸収入、第4項雑入では2,271万7,000円の追加でございます。 次のページをお願いいたします。 次に、歳出でございますが、事業の精算等によるものが主な理由でございます。第1款総務費につきましては297万5,000円の追加で、その内訳ですが、第1項総務管理費では64万4,000円の追加、第2項徴税費では233万1,000円の追加。第2款保険給付費につきましては588万8,000円の追加で、その内訳ですが、第1項療養諸費では146万6,000円の追加、第2項高額療養費では442万2,000円の追加でございます。第3款後期高齢者支援金等、第1項後期高齢者支援金等では62万1,000円の追加、第4項前期高齢者納付金等、第1項前期高齢者納付金等では12万8,000円の減額、次に、第6款介護納付金、第1項介護納付金では49万3,000円の減額でございます。次に、第7款共同事業拠出金、第1項共同事業拠出金では、県の国保連合会に拠出いたします高額共同事業医療費拠出金が主なもので3,127万1,000円の減額でございます。第8款保健事業費、第2項特定健康診査等事業費では180万4,000円の減額、第9款基金積立金、第1項基金積立金では、国民健康保険基金運用利子の積み立てで25万1,000円の追加、第10款諸支出金、第1項償還金及び還付加算金では、療養給付費等の精算によりまして、295万2,000円の追加でございます。次のページをお願いいたします。次に、議案第3号平成21年度小浜市老人医療特別会計補正予算(第2号)でございます。第1条歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ436万円を減額し、予算の総額を2,421万5,000円とするものでございます。 次のページをお願いいたします。 第1表歳入歳出予算補正でございますが、医療給付費の支出見込みの減額により補正をお願いするものでございます。まず歳入でございますが、第4款繰入金、第1項一般会計繰入金では485万9,000円の減額、第5款繰越金、第1項繰越金では、前年度繰越金で49万9,000円の追加でございます。次のページをお願いいたします。次に、歳出でございますが、第2款医療諸費、第1項医療諸費では老人医療給付費で436万円の減額、第4款予備費は財源振替でございます。 次のページをお願いいたします。 次に、議案第4号平成21年度小浜市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)でございます。第1条歳入歳出予算の補正については、歳入歳出それぞれ746万9,000円を減額し、予算の総額を3億5,442万5,000円とするものでございます。 次のページをお願いいたします。 第1表歳入歳出予算補正でございますが、後期高齢者医療保険料等の見込額の確定によるものでございます。まず歳入でございますが、第1款後期高齢者医療保険料、第1項後期高齢者医療保険料では962万3,000円の減額、第3款繰入金、第1項一般会計繰入金で96万3,000円の追加、第4款繰越金、第1項繰越金は、前年度繰越金、118万1,000円の追加、第5款諸収入、第1項延滞金、加算金及び過料では、延滞金で1万円の追加でございます。 次のページをお願いいたします。 次に、歳出でございますが、第2款後期高齢者医療広域連合納付金、第1項後期高齢者医療広域連合納付金につきましては、見込額の確定によるもので754万5,000円の減額、第3款諸支出金、第1項償還金及び還付加算金は、国庫負担金等の償還金によるもので、7万6,000円の追加でございます。 次のページをお願いいたします。 次に、議案第5号平成21年度小浜市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)でございます。第1条歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ987万1,000円を減額し、予算の総額を28億5,986万7,000円とするものでございます。 次のページをお願いいたします。 まず、第1表歳入歳出予算補正の歳入でございます。第1款保険料、第1項介護保険料で1,445万5,000円の減額、第2款サービス収入、第1項介護予防給付費等収入で80万9,000円の減額、第5款国庫支出金については120万7,000円の減額で、その内訳は、国庫負担金で10万2,000円の減額、第2項国庫補助金で、地域支援事業交付金等で110万5,000円の減額でございます。次に、第6款支払基金交付金、第1項支払基金交付金では、主に介護給付費交付金で244万円の減額、第7款県支出金で238万9,000円の減額で、その内訳ですが、第1項県負担金では、介護給付費負担金で207万3,000円の減額、第2項県補助金では地域支援事業交付金で31万6,000円の減額でございます。次に、第8款財産収入、第1項財産運用収入では、利子及び配当金で1,000円の追加、第9款繰入金につきましては1,163万4,000円の追加で、その内訳ですが、第1項一般会計繰入金は実績見込みによるもので、109万円の減額、第2項基金繰入金は、第1号被保険者保険料軽減分繰入金等で1,272万4,000円の追加でございます。次に、第10款繰越金、第1項繰越金は、前年度繰越金で21万6,000円の追加、第11款諸収入、第2項雑入では減額の42万2,000円でございます。次のページをお願いいたします。次に、歳出でございますが、第1款総務費、第4項趣旨普及費では10万2,000円の減額、第2款保険給付費については669万5,000円の減額で、その内訳でございますが、それぞれ事業の実績見込みによるものでございます。第1項介護サービス等諸費では216万9,000円の追加、第2項介護予防サービス等諸費では1,607万7,000円の減額、第4項高額介護サービス等費では94万9,000円の追加、第5項高額医療合算介護サービス等費では、546万5,000円の追加、第6項特定入所者介護サービス等費では、79万9,000円の追加でございます。次に、第3款介護サービス事業費、第1項介護予防支援事業費では、実績見込みによるもので124万4,000円の減額、第4款地域支援事業費につきましては、254万4,000円の減額で、いずれも事業の実績見込みや精算によるものでございまして、第1項介護予防事業費で144万1,000円の減額、第2項包括的支援事業(任意事業費)で110万3,000円の減額でございます。次に、第5款基金積立金、第1項基金積立金では、介護従事者処遇改善臨時特例基金の積立金で6万3,000円の追加、第6款予備費、第1項予備費で43万5,000円の追加、第7款諸支出金、第1項償還金及び還付加算金では21万6,000円の追加でございます。 次のページをお願いいたします。 次に、議案第6号平成21年度小浜市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)でございます。第1条歳入歳出予算の補正については、歳入歳出それぞれ221万8,000円を追加し、予算の総額を9,496万3,000円とするものでございます。 次のページをお願いいたします。 第1表歳入歳出予算補正ですが、前年度繰越金の確定による基金への積立金が主なものでございます。まず、歳入でございますが、第1款使用料及び手数料につきましては18万7,000円の追加で、その内訳ですが、第1項使用料で14万4,000円の追加、第2項手数料で4万3,000円の追加でございます。第2款財産収入、第1項財産運用収入では、基金の利子で9,000円の追加、第4款繰越金、第1項繰越金では、前年度繰越金で197万8,000円の追加、第5款諸収入、第1項雑入で4万4,000円の追加でございます。次のページをお願いいたします。次に、歳出でございますが、第1款簡易水道事業費、第1項簡易水道管理費では。主に簡易水道基金積立金で221万8,000円の追加でございます。次のページをお願いいたします。次に、議案第7号平成21年度小浜市下水道事業特別会計補正予算(第3号)でございます。第1条歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ21万7,000円を減額し、予算の総額31億1,124万2,000円とするものでございます。第2条繰越明許費については、第2表繰越明許費により、第3条地方債の補正については、第3表地方債補正によるものでございます。 次のページをお願いいたします。 まず、第1表歳入歳出予算補正でございますが、主に繰越金の確定や事業費の見込み額の確定等によるものでございます。まず、歳入でございますが、第2款使用料及び手数料、第1項使用料では、1,000円の追加、第3款国庫支出金、第2項委託金で5,000円の減額でございます。第4款繰入金、第1項一般会計繰入金で4,000円の追加、第5款繰越金、第1項繰越金では、前年度繰越金で4,521万9,000円の追加、第6款諸収入、第2項雑入では、消費税還付金で1,543万6,000円の減額、第7款市債、第1項市債では、下水道債で3,000万円の減額でございます。次のページをお願いいたします。次に、歳出でございます。第1款下水道事業費については、106万円の追加で、その内訳ですが、第1項下水道管理費では、一般管理諸経費におきまして、事業の実績見込みにより674万8,000円の減額、第2項下水道建設費では、管渠整備事業で780万8,000円の追加でございます。次に、第2款公債費、第1項公債費は、下水道事業債にかかります償還元金利子の確定によるもので、127万7,000円の減額でございます。次のページをお願いいたします。次に、第2表は繰越明許費でございます。第1款下水道事業費、第2項下水道建設費の管渠環境整備事業におきまして3億7,910万円を翌年度に繰り越すものでございます。繰越の主な理由でございますが、工事箇所が地域住民の生活道路であるため、施工時期を分散する必要があり、同時施工が困難になったことに加えまして、国分寺周辺において埋蔵文化財調査が必要なこと等によるものでございます。次のページをお願いいたします。第3表は、地方債補正の変更でございます。公共下水道事業におきまして、限度額を3,000万円減額し、9億4,980万円とするものでございます。起債の方法、利率、償還の方法につきましては、補正前に同じでございます。 次のページをお願いいたします。 議案第8号平成21年度小浜市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)でございます。第1条歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ471万8,000円を減額し、予算の総額を5億2,823万2,000円とするものでございます。 次のページをお願いいたします。 まず、第1表歳入歳出予算補正の歳入でございます。第1款使用料及び手数料につきましては、187万9,000円の減額で、その内訳ですが、第1項使用料では、農業集落排水使用料で188万4,000円の減額、第2項手数料で5,000円の追加でございます。次に、第2款財産収入、第1項財産運用収入では、農業集落排水基金積立金利子で2万8,000円の追加、第3款繰入金につきましては531万4,000円の減額で、その内訳ですが、第1項一般会計繰入金で193万6,000円の追加、第2項基金繰入金で725万円の減額でございます。次に、第4款繰越金、第1項繰越金では、前年度繰越金で809万8,000円の追加、第5款諸収入、第1項雑入では565万1,000円の減額でございます。 次のページをお願いいたします。 次に、歳出でございます。第1款農業集落排水事業費、第1項農業集落排水事業費では、主に工事費の精算によるもので、388万円の減額、第2款公債費、第1項公債費では、主に償還金利子によるもので、83万8,000円の減額でございます。 次のページをお願いいたします。 次に、議案第9号平成21年度小浜市漁業集落環境整備事業特別会計補正予算(第3号)でございます。第1条歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ54万8,000円を減額し、予算の総額を6,856万7,000円とするものでございます。 次のページをお願いいたします。 まず、第1表歳入歳出予算補正の歳入でございます。第1款使用料及び手数料、第1項使用料では、漁業集落排水使用料で72万3,000円の減額、第2款財産収入、第1項財産運用収入では、漁業集落排水基金の利息で8,000円の追加、第3款繰入金、第1項一般会計繰入金では17万2,000円の追加でございます。第5款諸収入、第1項雑入で5,000円の減額でございます。 次のページをお願いいたします。 次に、歳出でございますが、第1款漁業集落環境整備事業費、第1項漁業集落環境整備事業費では施設の運営費および基金積立金で6万7,000円の減額でございます。第2款公債費、第1項公債費では、48万1,000円の減額でございます。 次のページをお願いいたします。 次に、議案第10号平成21年度小浜市駐車場事業特別会計補正予算(第3号)でございます。第1条歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ137万1,000円を減額し、予算の総額を2,597万3,000円とするものでございます。 次のページをお願いいたします。 まず、第1表歳入歳出予算補正の歳入でございますが、第1款使用料及び手数料で457万4,000円の減額でございます。その内訳は、第1項使用料につきましては、大手第2駐車場の廃止に伴うもので、457万3,000円の減額、第2項手数料で1,000円の減額でございます。第2款財産収入、第1項財産運用収入では、駐車場整備基金利子で1万円の追加、第3款繰越金、第1項繰越金では、前年度繰越金で319万3,000円の追加でございます。 次のページをお願いいたします。 次に、歳出でございます。第1款駐車場事業費、第1項駐車場事業費では、駐車場管理運営費等で137万1,000円の減額でございます。 次のページをお願いいたします。 次に、議案第11号平成21年度小浜市加斗財産区運営事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、第1条歳入歳出予算の補正については、歳入歳出それぞれ4,000円を追加し、予算の総額を3万2,000円とするものでございます。 次のページをお願いいたします。 まず、第1表歳入歳出予算補正の歳入でございます。第1款財産収入、第1項財産運用収入では、運営基金利子で3,000円の追加、第2款繰越金、第1項繰越金は、前年度繰越金で1万6,000円の追加、第3款繰入金、第1項基金繰入金では1万5,000円の減額でございます。 次のページをお願いいたします。 次に、歳出でございます。第1款総務費、第1項財産区管理会費で、基金の積み立てで4,000円の追加でございます。 次のページをお願いいたします。 最後に、議案第12号平成21年度小浜市水道事業会計補正予算(第3号)でございます。第2条業務の予定量につきましては、第3期拡張工事費及び改良工事費において、事業費用1億4,864万3,000円から1億6,138万円に改めるものでございます。次に、第3条収益的収入及び支出につきましては、まず収入では、第1款事業収益で1,020万1,000円を追加し、総額を4億3,571万1,000円とするものでございます。主なものは、松永地区簡易水道からの統合による加入金の増加でございます。次に、支出では、第1款事業費で1,804万6,000円を追加し、総額を4億1,656万8,000円とするもので、主に消費税の確定見込みによるものでございます。 次のページをお願いいたします。 次に、第4条資本的収入及び支出でございますが、まず収入につきましては、第1款資本的収入で2,231万1,000円を減額し、総額を1億8,228万9,000円とするものでございます。また、支出につきましては、第1款資本的支出では、高塚北川配水管布設工事の事業費の確定によるものが主なもので、1,819万7,000円を減額し、総額を4億4,654万6,000円とするものでございます。以上、議案第1号から第12号までの予算に関連いたします議案の説明とさせていただきます。よろしくお願いを申しあげます。 ○議長(清水正信君) 総務部長、田井君。 ◎総務部長(田井克己君) それでは、私の方から議案第13号から議案第15号までをご説明させていただきます。お手元の議案書をごらんをいただきたいと思います。 1ページをお願いいたします。 議案第13号小浜市環境施設整備基金条例の一部改正について。小浜市環境施設整備基金条例の一部を改正する条例を次のように制定するとするものでございます。改正の理由といたしましては、基金の設置目的を一般廃棄物最終処分場の建設および清掃センターの解体撤去に限定をしてまいりましたが、両事業とも完了いたしましたために、今後基金を一般廃棄物処理施設および火葬場の建設修繕など施設の整備を図る基金とするために改正をするものでございます。 2ページをお願いいたします。 内容といたしまして、基金の題名を小浜市環境衛生施設整備基金条例と改正をいたしまして、第1条設置におきまして、「周辺環境との調和に一層配慮した一般廃棄物最終処分場の建設および清掃センターの解体撤去をするため」を「一般廃棄物処理施設および火葬場の建設、修繕など、施設の整備を図るため」に改正をいたしまして、「小浜市環境施設整備基金」を「小浜市環境衛生施設整備基金」と改正をするものでございます。附則といたしまして、この条例は、公布の日から施行するものでございます。 次のページをお願いいたします。 議案第14号小浜市教育施設整備基金条例の一部改正について。小浜市教育施設整備基金条例の一部を改正する条例を次のように制定するとするものでございます。改正の理由といたしまして、中学校の耐震補強工事および改築等に必要な資金を積み立てるため、新たに中学校を基金積み立ての対象とするものでございます。 4ページをお願いいたします。 内容といたしまして、第1条設置におきまして、「小学校」を「小中学校」に改正をするものでございます。附則といたしまして、この条例は、公布の日から施行するものでございます。 5ページをお願いいたします。 議案第15号小浜市活性化基金条例の一部改正について。小浜市活性化基金条例の一部を改正する条例を次のように制定するとするものでございます。改正の理由といたしまして、基金の使途を人材の育成確保に限定せず、幅広く本市の地活性化を図ることを目的に、活用するために改正をするものでございます。 6ページをお願いいたします。 内容でございますが、第1条設置におきまして、「人材の育成確保」の次に、「および産業振興ならびに地域の個性形成」という文言を加えるものでございます。第4条運用益金の処理につきましても、第1条と同様の改正を行うものでございます。附則といたしまして、この条例は、公布の日から施行するものでございます。 以上で議案第13号から議案第15号までの議案の説明にかえさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 △質疑 ○議長(清水正信君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 10番、宮崎治宇蔵君。 ◆10番(宮崎治宇蔵君) それでは質問をさせていただきます。 まず、1点目に、議案第1号平成21年度小浜市一般会計補正予算でございますが、これは、この中に商工費、商工業振興費というのがあるわけでございますが、先ほど市長の冒頭の所信表明の中でも述べられましたが、つばき回廊の業務棟が売買できなかったということで、一般財源を解体費用に充てるという所信表明でございましたけれども、この26ページに補正額の財源内訳が書いてあるわけでございますが、その点につきまして詳しく説明をしていただきたいと思います。この問題に関しては、市民の方、非常に関心を持っておられます。そういうことで、お願いしたいと思います。 ○議長(清水正信君) 産業部長、大江君。 ◎産業部長(大江正男君) 先ほど企画部長の方から説明もございましたけれども、再度、担当部の方から説明をさせていただきます。今、議員がおっしゃいましたように、ページ番号でいきますとあれなんですけれど、歳入予算15款財産収入、2項財産売払収入、1目不動産売払収入に係る分でございまして、つばき回廊業務棟土地建物売払収入といたしまして算定いたしておりました、土地売払収入3,600万円、建物売払収入1億8,400万円の合計2億2,000万円を財源振替願うものでございます。 その後、現在も小浜信用金庫様との交渉は引き続きさせていただいておりますけれども、交渉に時間を要することから、今議会において2億2,000万円の財源補正をお願いするものでございます。 以上でございます。 ○議長(清水正信君) 10番、宮崎治宇蔵君。 ◆10番(宮崎治宇蔵君) このつばき回廊の業務棟の問題でございますが、平成21年度の3月定例議会におきまして、平成21年度の当初予算におきまして、商業棟解体費用の財源として、不動産売払収入2億2,000万円が計上されまして、松崎市長が提案理由の説明をされました。その中で議論されまして、行政財産を売却できるのかどうかという問題が、このときに議論になったかと思います。そういうことで、行政財産を売買するというようなことは、これはしてはならないし、なぜこういう提案をしたのかということが、大きな議論になったかと思います。 それでお伺いしたいのは、今回上程されました商業棟の解体工事費用に一般財源を投入することについて、市長の認識をお伺いいたします。 ○議長(清水正信君) 市長、松崎晃治君。 ◎市長(松崎晃治君) 一昨年に小浜信用金庫と業務棟1、2階、それから4から6階を売買する内容の基本事項を確認いたしました。その後、交渉を進めてきたところでございます。しかし、ご承知のように昨年末の図書館のあり方検討委員会のご提言や、それから各団体の陳情を受ける中で、市民の皆様の声を重く受け止めて、苦渋の決断ではございますけれども、市立図書館については売却しないという判断をさせていただいたところでございます。商業棟の解体工事費に公費は支出しないというのは、私の方針でございまして、この方針を変更し、一般財源を投入させていただくことについては、非常に申しわけなく思っておりますが、市民の皆様のために総合的に判断させていただいたことでありまして、ご理解をいただきたいと思っております。 ○議長(清水正信君) 10番、宮崎治宇蔵君。 ◆10番(宮崎治宇蔵君) 今、市長の方から非常に申しわけないということでございましたが、市長は、かねがねこのつばき回廊の問題に関しては、市税を投入しないというのを繰り返し述べておられます。そういうことで、やはり市民にきっちり謝罪をしていただきまして、今後このようなことがないように、心を改めていただきたいというふうに思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(清水正信君) 市長、松崎晃治君。 ◎市長(松崎晃治君) このようなことは、たびたびあってはならないことでございますので、私としては、このことは肝に銘じまして、今後の市政運営に当たってまいりたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(清水正信君) 10番、宮崎治宇蔵君。 ◆10番(宮崎治宇蔵君) それでは、次の質問をさせていただきます。続きまして、平成21年度3月補正の予算全体の問題でございますが、今回の補正予算の中には、地方交付税が大幅な増額となっております。そこでお伺いしたいのは、地方交付税1兆円増額等の平成21年度地方財政計画--国の計画ですけども、この国の計画の大枠といいますか、方針等につきまして、質問をしたいと思います。 ○議長(清水正信君) 財政課長、藤本君。 ◎財政課長(藤本周次君) 平成21年度の地方財政計画ということでございますので、お答えをさせいただきます。平成21年度地方財政計画の総額の規模につきましては、82兆6,000億円の規模でございまして、対前年度比較マイナスで1%ということでございました。ただ、その中でも地方交付税につきましては、15兆8,000億円が予算計画されまして、対前年度比プラスの2.7%となったところでございます。増減の要素はいろいろございますが、増額のポイントといたしましては、生活防衛のための緊急対策ということで、1兆円の予算増額が見込まれたところでございます。この1兆円の増額の趣旨といいますか、考え方でございますが、内容につきましては、雇用情勢や経済、また財政状況の厳しい地方への重点配分ということで、地域雇用創出推進費の創設、また、地域の元気回復に向けた活性化事業への財源の確保、それから、公立病院に対します財政措置の充実などの項目が増額された主な内容となってございます。 結果といたしまして、市では、普通交付税におきまして、平成21年度で41億600万円程度となりまして、対平成20年度決算に対しまして、約3億9,800万円の増額となりました。 以上でございます。 ○議長(清水正信君) 10番、宮崎治宇蔵君。 ◆10番(宮崎治宇蔵君) 今、地方財政計画のポイントの説明がございましたけども、今回の小浜市の21年度の3月補正予算につきまして、そういう国の方針に基づきまして、どのような形でこの補正に表れているのか、主な点だけで結構なんで、お伺いしたいと思います。 特に今、厳しい経済情勢の中で、市民の生活、そしてまた、それぞれ商店や会社の経営が厳しい状況になっております。そういう点で、今回の国の地財計画に基づきまして、今回の補正にどのような形であらわれているのか、お伺いをいたします。 ○議長(清水正信君) 財政課長、藤本君。 ◎財政課長(藤本周次君) 平成21年度3月補正での内容でございますが、国の方では、1次補正というのがございました。麻生内閣当時の1次補正でございます。また、鳩山内閣になりましてから2次補正ということで、明日の安心と成長のための緊急経済対策ということで、その中に地域活性化きめ細かな臨時交付金という交付金が創設されました。この内容につきましては、全国ベースで金額にいたしますと5,000億円でございまして、市への交付はその中で8,300万円ございました。この交付金の支出につきましては、危険な橋梁の補修、また森林の路網整備などのインフラ整備のほかに、きめ細かなインフラ整備ということの実施でございまして、地元の中小企業、また小規模事業者の受注に配慮しまして、地域の経済の活性化を図るという趣旨も入ってございます。具体的には、本3月補正予算の中で保育園とか、学校、また公民館、公共施設の小さな小規模修繕を行うような予算を計上させていただいております。これにつきましては、さまざまな業種におきまして、いろんな業者の方が受注を図る機会を与えていけることができるのかなと思っております。 また、インフラの整備後に部分につきましては、狭隘道路の整備なども予算化しておりまして、各区長さんからの要望にも対応させていただく予算を計上させていただいております。3月補正での国の2次補正を活用した市の事業費といたしましては、合計で1億6,800万円の事業費を計上させていただいております。 以上でございます。 ○議長(清水正信君) 10番、宮崎治宇蔵君。 ◆10番(宮崎治宇蔵君) それでは最後に1点だけお伺いします。 一番初めに申し上げましたように、地方交付税が非常に伸びております。今回、小浜市の補正の場合、4億4,000万円という巨額な金額がプラスになっているわけですけども、財政当局として、今回のこの地方交付税の伸びに関しまして、どのような見解を持っているのか、お伺いいたします。 ○議長(清水正信君) 財政課長、藤本君。 ◎財政課長(藤本周次君) 平成21年度予算の内容でございますが、まず歳入につきましては、市税につきましては、対前年度決算で約2億2,000万円程度の減額を見込んでおります。また、公立小浜病院に対します負担金、また公債費の伸びも非常に上がっておりまして、公債につきましては、平成23年度がピーク、病院組合の負担金につきましては、平成24年度がピークというようになって、非常に厳しい財政状況の中でございます。 ただ、その中で、地方交付税の財源保障機能という項目がございますが、対前年度約4億円の増額となったことにつきましては、非常にありがたかったなと思っております。3月補正の中でも、将来に向けての基金のそれぞれの目的の積み立ても、わずかながらさせていただいておりますが、今後も市民サービスを落とすことなく、また地方交付税等、国にも要望いたしまして、健全な財政運営に努めていきたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(清水正信君) ほかに質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 △委員会付託 ○議長(清水正信君) ただいま議題となっております各議案をさきに配付いたしました議案付託表のとおりそれぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 △延会 ○議長(清水正信君) お諮りいたします。 本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。     (異議なし) ○議長(清水正信君) ご異議なしと認めます。 よって、本日はこれにて延会することに決しました。 明27日から28日は休会とし、1日は定刻本会議を開きます。 本日はこれにて延会いたします。                           午前11時45分延会 上会議の次第を記し相違ないことを証明するために署名する。           平成  年  月  日           小浜市議会議長           署名議員   9番           署名議員   18番 上会議録は地方自治法第123条の規定により調製したものである。        小浜市議会事務局長  服部由幸...